「Clubhouse(クラブハウス)」とは?今話題沸騰の、音声版SNS!?
突如、巷で話題沸騰した音声版SNS
「Clubhouse(クラブハウス)」
名前を聞いたことがあっても、どんなものか知らない人も多いのではないでしょうか。
本日はそんな「Clubhouse(クラブハウス)」についてわかり易く、徹底解説していきます!
■そもそも「Clubhouse(クラブハウス)」って何?
Clubhouseはアメリカのベンチャー企業「Alpha Exploration」が2020年春にリリースしたもので、世界中の人とリアルタイム(音声)でやりとりが可能で、かつ、チャットのように、会話の記録が残る事がない。そのため会話のような感覚で使用する事ができる。
現在のユーザー数は60万人規模となっている。日本では2021年1月に入って、スタートアップ企業の界隈を中心に話題を集めており「招待して!」という声が相次ぐようになった。
今のところiOS版のみだが、今後はAndroid版の開発を始めるほか、クリエイターが収入を得られる仕組みを用意するという。
■閉鎖的なSNS
誰かが立ち上げたページに他の人が参加するには、「申請」が必要となるが、1アカウントにつき招待できるのが2名までという非常に閉鎖的なSNSのため、オークションサイトでは、招待コードが数千円で取引されていたそうです。
■どう使うの?
「好きな車について」「企業を目指す人」「筋トレ日記」といったような部屋を立てれば、話題に興味がある人がルームに入ってきて、その場で音声でチャットするといった具合だが、チャットと言っても、実際には配信者のライブを聞くケースが多いという。
もともとの利用方法としては、セミナーや音楽ライブのような音声配信のよりカジュアルな形態を想定されていた。特徴は、コメント機能が一切ないことと、そこで残した会話は記録されないこと。
リアルに会話しているような感覚が大きなエクスペリエンスであり、アーカイブに重心があるツイッターやインスタグラムとは大きな違いである。
ネットメディアでは、記録に残らないため「その場限りの会話が楽しめる」というような紹介をされるケースも多い。
■「Clubhouse(クラブハウス)」のメリット
・作業BGMに!
→音声メディアはTwitterやYouTubeと違って、目で追いかける必要がな家事や仕事を進めながら、視聴することができる。
・有名人と会話ができる
→ネットの有名人がふらっとルームにやってきてコメントを残す。それにかぶせる形でコメントすると、有名人と会話ができるのが楽しい。
→ビジネスパーソンの、ビジネス以外の雑談(日常会話)を聞けるのが面白い。
・疲れないSNS
→実名登録がほとんどで、実際の声も公開されるため、テキストだと出てしまう心ない言葉が出るようなことが少なくこのようなことから「疲れないSNS」と言われる。
・クローズドな招待制SNS(たった2枠)
→基本自分が話したい人・自分の話を聞いて欲しい人しか招待しないから、特定領域にだけ加速度的に広がる。特に今集まっているのは、ITや起業家界隈の人たち。
・アーカイブ無しのライブ配信
→その場限りなので、配信へのハードルが低い。YoutubeやStand.fmでは、配信プログラムとしての強度が求められる。ただいまのところ、そのような空気がないから、コンテンツ配信がとても気楽にできる。
・双方向のコミュニケーションではなく、常に配信者からリスナーへ届く
→投げ銭とかコメント読みとかが無いし、リスナーからの評価が存在しないから、メンタル面で圧倒的に解放される。そのため、配信者がコンテンツ作る上での自由度が圧倒的に高い。
・基本的には知り合いと話す。ただ、その知り合いも固定ではなくて良いから雑談でもトピックが多方向に転がせる。最大19人の配信者で入ってる部屋とかもあった。
→現在はまだコミュニティが狭いため、部屋にリスナーで入ってきた人がいたら、その人を次の配信者として迎えられるのが面白い。